早くも4問目になりました。タイトルは「睡蓮花」です。
「なぜ、このアイデアは通らなかったのか?」
「本当にこの課題の本質はそこなのか?」
仕事でこんな問いに直面したこと、ありませんか?
私たちの思考は、気づかぬうちに“固定観念”というレンズを通して世界を見ています。
それを壊してくれるのが、この“バイアス破壊型”クイズです。
このクイズでは、先入観を排除しないと答えにたどり着けません。
頭をほぐすだけでなく、「思考のクセ」に気づくことができます。
それではさっそくですが、問題です。
湖が睡蓮でいっぱいになるのに48分かかりました。この睡蓮は1分経つと2倍に増える変わり種です。
では、睡蓮が湖のちょうど半分になるのに何分かかるでしょうか?


え?計算問題!?
文系脳だから思考停止しました、、、
答えはこちら
さて、まず計算問題ではありません。
1分で2倍になるという点がわかっていれば計算をしなくても一撃で解けます。
答えは47分です。
湖がいっぱいになるのに48分かかった、ということは、その1分前に湖の半分になっていたということですね。



本当だ、ついつい24分ぐらいかなと思ってしまいました。
いかがでしたか?
パンデミックの際の指数関数的な広がりを想起しますね。あるいは、スタートアップの市場シェアの拡大スピードにも似ています。
実際、この問題は2分前までは全体の25%であり、脅威としての判断は難しいところです。
しかし、最後のたったの2分ですべてを埋め尽くされてしまうわけです。
いわゆるイノベーションのジレンマをカジュアルなクイズで表現したものですね。
最初はたいしたことないと思っていても、気が付いたら取り返しのつかないなんて事態を避けるために、ファクトを正確に捉えて予測することが大事です。